2010-09-29

The Band - Stage Fright (1970)

受験勉強ということで3ヶ月放置していたこのブログでございます。
が、先日指定校推薦の高校内選考を突破しまして(志望は某H大学)受験勉強に
目処が付いたのでまた更新を始めようと思います。
拙い文章の並ぶ情けないブログでございますが、今後ともよろしくお願いいたします。

今回取り上げるアルバムは
The Band - Stage Fright (1970)
です。

Stage Fright
 1. Strawberry Wine 
 2. Sleeping
 3. Time to Kill
 4. Just Another Whistle Stop
 5. All La Glory
 6. The Shape I'm In
 7. The W.S. Walcott Medicine Show
 8. Daniel and the Sacred Harp
 9. Stage Fright
10.The Rumor
(太字は筆者お気に入りの曲。)


1970年に発表されたザ・バンドの3枚目のアルバムです。


1枚目の「Music From Big Pink」や2枚目の「The Band (通称ブラウンアルバム)」
と比べると、アルバムの存在は地味なように思われます。
しかし、個人的にはその2つの引けを取らない好盤に仕上がっているように感じます。


前作、前々作のアメリカ南部的泥臭いサウンドというべきものがうまく薄まり、
洗練されたマスタリングとなっています。
特にボーカルパートにおけるサウンドはとても心地良いイコライズになっていると感じます。
リチャード・マニュエルがやや荒っぽく歌う4や、ボーカル担当の3人が掛け合いのように歌う10において効果的に現れていると思います。
彼らの不安定ながらどこか味わい深く安らげるボーカルが今作ではさらに全面に出ているわけです。


作曲面ではギターのロビー・ロバートソンが全ての曲に関わっており(内2曲は他メンバーとの共作)、後のいわゆる「ロビー・ロバートソンバンド化」の前触れになっているような気がします。
しかしこのアルバムの楽曲は後に出されるライブ盤「Rock Of Ages」で多く取り上げられており、それだけ楽曲の出来が良かったと言えます。


確かに1作目、2作目と比べると軽さを感じる部分があるかもしれない。でもそのサウンドの軽さが良い効果を生んでいる。
初期の泥臭さと、75年の大傑作「Northern Lights Southern Cross」の洗練されたサウンドの中間を行く良いアルバムでしょう。


★★★★☆ (★が星1つ、☆が星半分です)