宅録は途中で飽きちゃうタチの僕ですが
今回は頑張って作ってみました。
http://soundcloud.com/kukkuru/diamond-head-phil-manzaneras
2011-02-28
2011-02-23
変な邦題 秀逸な邦題
日本における洋楽(映画もそうだし、洋物か)事情と「邦題」は切っても切れない関係にあります。
ありがちな邦題の付け方としては以下のパターンが考えられます。
1.アルバム、曲名の直訳、意訳
2.その曲の歌詞から引用してきたもの
3.アルバム名、曲の原題を省略してきたもの(その挙句意味合いが違う)
4.曲のイメージを勝手に考え、テンプレート的に言葉を組み合わせたもの(「涙のなにがし、悲しみのなにがし」のように)
5.なんとなくそれっぽいのを付ける
6.そのアーティストのシリーズもの(KISSの地獄シリーズ等)
7.担当者のお遊び
特に5,7ではイロモノ的な酷い邦題が多いのですが、たまに秀逸なものもあるので侮れません。4に関しては「涙の」、「愛の」、「恋の」といったフレーズをとりあえず使っちゃう傾向が見られますね。
元々邦題というのは洋楽に親しみを持たせるために付けられたものだそうですが、そういった目的から外れた「なんじゃこりゃ」というおふざけの過ぎた、アーティスト愛あふれる変な邦題がたくさんあるので今日は色々載せたいと思います。
・残念邦題集
「それ行け!ウィークエンド」(Working For The Weekend / Loverboy)
→ ダサいが曲のイメージはそこまでブッ壊れてないのでまだ許そう。
「ハイスクールはダンステリア」(Girls Just Want to Have Fun/ Cyndi Lauper)
→ まったく歌詞の内容と違う上に、親日家である本人にすら怒られちゃいました
「俺の回転花火」(Under My Wheels / Alice Cooper)」
→ 原題はアソコのことでしょうが、割とうまいクーパーらしい和訳だと思います(笑)
「いやな液体」(Liquid Gang / T.Rex)
→ そんな邦題がいやだ。
「ポセイドンのめざめ」(In The Wake Of Poseidon / King Crimson)
→ それっぽい邦題ですが、実は「the wake」の意味を取り違えてます
「まるっきりパラダイス」(Just Like Paradise / David Lee Roth)
→ 割とうまいんですが、なんだかアイドル歌謡っぽいんです。
「翔んでる!レディ」(Lady Writer / Dire Straits)
→ 流石にマーク・ノップラーさんは怒ってもいいと思います
「スペイン高速悪魔との死闘」(Race With Devil On Spanish Highway / Al Di Meola)
→ これは原題そのままですが、これじゃB級ウェスタン映画だ
「エアロスミス離陸のテーマ」(Same Old Song And Dance / Aerosmith)
→ エアロスミスってジャンボジェット機か何かですか?
「人間解体」(Man Machine / Kraftwerk)
→ カニバリズムっぽい感じがして怖いです・・・
「恋のウェイト・リフティング」(There's) Always Something There To Remind Me / Lou Johnson(その他色々))
→ 東京オリンピックにちなんだ邦題らしいですが・・・安直過ぎるだろ!
「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」(Wake Me Up Before You Go-Go / WHAM!)
→ 背筋が凍りつくほどのダサい邦題
「百眼の巨人アーガス」(Argus / Wishubone Ash)
→ どこかロボットアニメっぽい
「女の泪はワザモンだ!」(Too-Rye-Ay / Dexy's Midnight Runners)
→ 日活ポルノかよ
「淫力魔人」(Raw Power/ Iggy Pop & The Stooges)
→ ランプから全裸のジーニーが出てきそう
「ギター殺人事件AC/DC流血ライヴ」(If You Want Blood / AC/DC)
「ギター殺人者の凱旋」(Blow By Blow / Jeff Beck)
→ 恐らくアンガス・ヤングを殺したのがジェフ・ベックで、服役後作ったアルバムなのでしょう
「びっくり電話」(How Dare You? / 10cc)
→ このジャケットからイメージした安直な邦題にビックリだが、アルバムの出来も素晴らしくてビックリ
「緊急指令N.R.」(Dawn Patrol / Night Ranger)
→ ER緊急救命室はこっからパクったにちげえねえこいつぁ!
「恋のピンチヒッター」(Substitute / The Who)
→ 絶句
「自殺志願」(Don't Try Suicide /Queen)
→ いやこれじゃタイトルと真逆だろ
「資本主義をぶっ壊せ!~踊る鳥人間~」(Klossa Knapitatet / Samla Mammas Manna)
→ ジャケットも凄いが、実にアナーキーである。
・名作邦題集
「原子心母」(Atom Heart Mother / Pink Floyd)
→ 超直訳であり、アルバムのイメージが伝わってくる素晴らしい邦題
「対自核」(Look At Yourself / Uriah Heep)
→ 意味はよくわからんがそれっぽくていいじゃない。
「太陽と戦慄」(Larks' Tongues in Aspic / King Crimson)
→ ジャケットからの発案だろうが、原題がブッ飛んでるだけにうまい邦題だと思います
「ごはんですよ」(Maltid / Samla Mammas Manna)
→ 桃屋からクレームが付かなければ良いが
「俺は百姓」(Now I'm A Farmer / The Who)
→ "a farmer"を"百姓"と訳すところが実にロックだ!
「すべての若き野郎ども」(All the Young Dudes / Mott the Hoople)
→ 青臭い歌詞にマッチしたとても粋な邦訳。
「怪奇骨董音楽箱」(Nursery Cryme / Genesis)
→ プログレらしい堅苦しい邦題だ
「吹けよ風、呼べよ嵐」(One of These Days / Pink Floyd)
→ おそらくサウンドからの発案で、曲のイメージが湧いてくる
「青い影」(A Whiter Shade Of Pale / Procol Harum)
→ この曲は歌詞に意味深な部分もあり和訳するには難しいが、この邦題はイメージを捉えており見事。(誤訳か?)
「帽子が笑う…不気味に」(The Madcap Laughs / Syd Barrett)
→ "Madcap"をうまく表現している
「ラジオスターの悲劇」(Video Killed The Radio Star / The Buggles)
「エノラ・ゲイの悲劇」(Enola Gay / OMD)
→ 悲劇シリーズ。濁した言い方にしたのが直訳的ではなくよろしいと思います
「ニューヨークシティ・セレナーデ」(Arthur's Theme (Best That You Can Do) /Christopher Cross)
→ 原題とはかけ離れているが、曲のイメージに合った邦題になっている
「ノックは夜中に」(Who Can It Be Now? / Men At Work)
→ 「俺のドアをノックしてるやつは誰だ?」と始まる曲なので、的確
「雨にぬれても」(Raindrops Keep Fallin' On My Head / B.J.Thomas)
→ 大胆な意訳だが、それがいいのだ
「童夢」(Every Good Boy Deserves Favour / Pink Floyd)
→ おそらくジャケットからの発案
「素顔のままで」(Just The Way You Are / Billy Joel)
→ 「そのままの君で」なんて訳すとアレだが、これはうまい
・フランク・ザッパ邦題コーナー
ハエハエ・カカカ・ザッパ・パ(ハエハエ・カカカ・キンチョールが由来だろう)
イリノイの浣腸強盗
鼻クソマン
黄色い雪の下にはウンコがあるから食べちゃだめ
我こそつまるところ己なり
フランク・ザッパの○△□
万物同一サイズの法則
イリノイの浣腸強盗
いたち野郎
舟だがや
いまは納豆はいらない(えんどう豆を運べみたいな歌詞があるのであながち間違いではない《意味不明》)
えー、うっそぉ、ホントー?
ア、いかん、風呂むせて脳わやや
フランク・ザッパの○△□(まるさんかくしかく)
フランク・ザッパの□(長方形)
娘17売春盛り
フィルモアのパンティ嗅ぎレース
口の中にはもうやらないよ
おっぱい印のビール
・・・といった感じで世の中には色んな邦題があります。
最近の洋楽のはただ単に原題のカタカナ表記という味気ないものが多いようですが、もっと担当者は遊んでもいいと思います(遊びすぎは厳禁)。
ぼくもちょっと邦題を作ってみました。
Bark At The Moon(オジー)→バカだもん
Breaking The Law(ジューダスプリースト)→ネギとろ
Invisible Touch(ジェネシス)→とくダネのテーマ
Discipline(キングクリムゾン)→フリップ先生のギター講座
Young Americans(デヴィッド・ボウイ)→すべての若きアメリカンども
お後がよろしいようで
ありがちな邦題の付け方としては以下のパターンが考えられます。
1.アルバム、曲名の直訳、意訳
2.その曲の歌詞から引用してきたもの
3.アルバム名、曲の原題を省略してきたもの(その挙句意味合いが違う)
4.曲のイメージを勝手に考え、テンプレート的に言葉を組み合わせたもの(「涙のなにがし、悲しみのなにがし」のように)
5.なんとなくそれっぽいのを付ける
6.そのアーティストのシリーズもの(KISSの地獄シリーズ等)
7.担当者のお遊び
特に5,7ではイロモノ的な酷い邦題が多いのですが、たまに秀逸なものもあるので侮れません。4に関しては「涙の」、「愛の」、「恋の」といったフレーズをとりあえず使っちゃう傾向が見られますね。
元々邦題というのは洋楽に親しみを持たせるために付けられたものだそうですが、そういった目的から外れた「なんじゃこりゃ」というおふざけの過ぎた、アーティスト愛あふれる変な邦題がたくさんあるので今日は色々載せたいと思います。
・残念邦題集
「それ行け!ウィークエンド」(Working For The Weekend / Loverboy)
→ ダサいが曲のイメージはそこまでブッ壊れてないのでまだ許そう。
「ハイスクールはダンステリア」(Girls Just Want to Have Fun/ Cyndi Lauper)
→ まったく歌詞の内容と違う上に、親日家である本人にすら怒られちゃいました
「俺の回転花火」(Under My Wheels / Alice Cooper)」
→ 原題はアソコのことでしょうが、割とうまいクーパーらしい和訳だと思います(笑)
「いやな液体」(Liquid Gang / T.Rex)
→ そんな邦題がいやだ。
「ポセイドンのめざめ」(In The Wake Of Poseidon / King Crimson)
→ それっぽい邦題ですが、実は「the wake」の意味を取り違えてます
「まるっきりパラダイス」(Just Like Paradise / David Lee Roth)
→ 割とうまいんですが、なんだかアイドル歌謡っぽいんです。
「翔んでる!レディ」(Lady Writer / Dire Straits)
→ 流石にマーク・ノップラーさんは怒ってもいいと思います
「スペイン高速悪魔との死闘」(Race With Devil On Spanish Highway / Al Di Meola)
→ これは原題そのままですが、これじゃB級ウェスタン映画だ
「エアロスミス離陸のテーマ」(Same Old Song And Dance / Aerosmith)
→ エアロスミスってジャンボジェット機か何かですか?
「人間解体」(Man Machine / Kraftwerk)
→ カニバリズムっぽい感じがして怖いです・・・
「恋のウェイト・リフティング」(There's) Always Something There To Remind Me / Lou Johnson(その他色々))
→ 東京オリンピックにちなんだ邦題らしいですが・・・安直過ぎるだろ!
「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」(Wake Me Up Before You Go-Go / WHAM!)
→ 背筋が凍りつくほどのダサい邦題
「百眼の巨人アーガス」(Argus / Wishubone Ash)
→ どこかロボットアニメっぽい
「女の泪はワザモンだ!」(Too-Rye-Ay / Dexy's Midnight Runners)
→ 日活ポルノかよ
「淫力魔人」(Raw Power/ Iggy Pop & The Stooges)
→ ランプから全裸のジーニーが出てきそう
「ギター殺人事件AC/DC流血ライヴ」(If You Want Blood / AC/DC)
「ギター殺人者の凱旋」(Blow By Blow / Jeff Beck)
→ 恐らくアンガス・ヤングを殺したのがジェフ・ベックで、服役後作ったアルバムなのでしょう
「びっくり電話」(How Dare You? / 10cc)
→ このジャケットからイメージした安直な邦題にビックリだが、アルバムの出来も素晴らしくてビックリ
「緊急指令N.R.」(Dawn Patrol / Night Ranger)
→ ER緊急救命室はこっからパクったにちげえねえこいつぁ!
「恋のピンチヒッター」(Substitute / The Who)
→ 絶句
「自殺志願」(Don't Try Suicide /Queen)
→ いやこれじゃタイトルと真逆だろ
「資本主義をぶっ壊せ!~踊る鳥人間~」(Klossa Knapitatet / Samla Mammas Manna)
→ ジャケットも凄いが、実にアナーキーである。
・名作邦題集
「原子心母」(Atom Heart Mother / Pink Floyd)
→ 超直訳であり、アルバムのイメージが伝わってくる素晴らしい邦題
「対自核」(Look At Yourself / Uriah Heep)
→ 意味はよくわからんがそれっぽくていいじゃない。
「太陽と戦慄」(Larks' Tongues in Aspic / King Crimson)
→ ジャケットからの発案だろうが、原題がブッ飛んでるだけにうまい邦題だと思います
「ごはんですよ」(Maltid / Samla Mammas Manna)
→ 桃屋からクレームが付かなければ良いが
「俺は百姓」(Now I'm A Farmer / The Who)
→ "a farmer"を"百姓"と訳すところが実にロックだ!
「すべての若き野郎ども」(All the Young Dudes / Mott the Hoople)
→ 青臭い歌詞にマッチしたとても粋な邦訳。
「怪奇骨董音楽箱」(Nursery Cryme / Genesis)
→ プログレらしい堅苦しい邦題だ
「吹けよ風、呼べよ嵐」(One of These Days / Pink Floyd)
→ おそらくサウンドからの発案で、曲のイメージが湧いてくる
「青い影」(A Whiter Shade Of Pale / Procol Harum)
→ この曲は歌詞に意味深な部分もあり和訳するには難しいが、この邦題はイメージを捉えており見事。(誤訳か?)
「帽子が笑う…不気味に」(The Madcap Laughs / Syd Barrett)
→ "Madcap"をうまく表現している
「ラジオスターの悲劇」(Video Killed The Radio Star / The Buggles)
「エノラ・ゲイの悲劇」(Enola Gay / OMD)
→ 悲劇シリーズ。濁した言い方にしたのが直訳的ではなくよろしいと思います
「ニューヨークシティ・セレナーデ」(Arthur's Theme (Best That You Can Do) /Christopher Cross)
→ 原題とはかけ離れているが、曲のイメージに合った邦題になっている
「ノックは夜中に」(Who Can It Be Now? / Men At Work)
→ 「俺のドアをノックしてるやつは誰だ?」と始まる曲なので、的確
「雨にぬれても」(Raindrops Keep Fallin' On My Head / B.J.Thomas)
→ 大胆な意訳だが、それがいいのだ
「童夢」(Every Good Boy Deserves Favour / Pink Floyd)
→ おそらくジャケットからの発案
「素顔のままで」(Just The Way You Are / Billy Joel)
→ 「そのままの君で」なんて訳すとアレだが、これはうまい
・フランク・ザッパ邦題コーナー
ハエハエ・カカカ・ザッパ・パ(ハエハエ・カカカ・キンチョールが由来だろう)
イリノイの浣腸強盗
鼻クソマン
黄色い雪の下にはウンコがあるから食べちゃだめ
我こそつまるところ己なり
フランク・ザッパの○△□
万物同一サイズの法則
イリノイの浣腸強盗
いたち野郎
舟だがや
いまは納豆はいらない(えんどう豆を運べみたいな歌詞があるのであながち間違いではない《意味不明》)
えー、うっそぉ、ホントー?
ア、いかん、風呂むせて脳わやや
フランク・ザッパの○△□(まるさんかくしかく)
フランク・ザッパの□(長方形)
娘17売春盛り
フィルモアのパンティ嗅ぎレース
口の中にはもうやらないよ
おっぱい印のビール
・・・といった感じで世の中には色んな邦題があります。
最近の洋楽のはただ単に原題のカタカナ表記という味気ないものが多いようですが、もっと担当者は遊んでもいいと思います(遊びすぎは厳禁)。
ぼくもちょっと邦題を作ってみました。
Bark At The Moon(オジー)→バカだもん
Breaking The Law(ジューダスプリースト)→ネギとろ
Invisible Touch(ジェネシス)→とくダネのテーマ
Discipline(キングクリムゾン)→フリップ先生のギター講座
Young Americans(デヴィッド・ボウイ)→すべての若きアメリカンども
お後がよろしいようで
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